頭金と不動産投資

不動産投資を行う際には、頭金はあった方が良いのでしょうか。
その答えは、頭金はあるにこしたことはありません。
不動産を全額キャッシュで支払うと、たまには聞きますが、多くの場合には、不動産投資の場合にも、購入するためにローンを組んで支払いを続けていくことが多いです。
不動産投資を始める際の頭金、自己資金には物件の価格で物件価格の15~30パーセントを用意するのがおすすめです。
たとえば、300万円ほどの自己資金があれば、1,000万円から2,000万円ほどの物件なら無理なく購入することができます。
この価格帯ですと、区分マンションの購入が妥当ですが、もしも、1,000万円ほどの自己資金があれば、1棟建てのアパートを購入することができるかもしれません。このように、頭金に応じて、無理がなく購入していかれる物件が変わってきます。
この自己資金の内訳は、頭金と諸経費です。
頭金とは不動産購入で必要な費用、ローンの借入額を入れずに、自分で現金で用意するお金のことです。
一方、諸費用は不動産会社への仲介手数料、司法書士への報酬、印紙税などが必要です。
自己資金が全くなくても投資活動を始めたいという方もいますが、こういった場合は注意が必要です。
不動産投資にかかるすべてのお金を支払うために、ローンを利用していくことは、難しい場合が多いです。
無理のない資金計画を立てながら、理想の物件を購入するための資金計画をすることが大切です。